がんプロ:高度がん医療開発を先導する専門家の養成-高度がん医療開発を先導する専門家の養成-

がんプロ:高度がん医療開発を先導する専門家の養成
概要

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概要

"がんプロ"とは

河上 裕

厚生労働省科学研究費研究班推定によれば、2015年には日本人の2人に1人ががんで死亡することとなり、がんはかつての結核のように国民病となりつつあります。このような背景を基に平成18年にがん対策基本法が国会で成立し、その決定を受けて、将来のがん医療を担う医療人の養成推進を図ることを目的として「がんプロフェッショナル養成プラン」(通称"がんプロ")が文部科学省より提案されました。慶應義塾大学は、北里大学、聖マリアンナ医科大学、東海大学、山梨大学、首都大学東京、聖路加看護大学、信州大学、東京歯科大学とともに、平成19年度から5年間、がんプロフェッショナル養成プラン「南関東圏における先端的がん専門家の育成―患者中心のチーム医療を牽引する人材養成の拠点づくり―」を推進し、平成20年度より大学院医学研究科にがん治療専門医療人養成のための枠を特別に設置しました。更に、私達は独自のアイデアとして、がん医療に限定せず、臨床分野における質の高い医療の提供と疾患の根治を目指した本格的な臨床試験を計画・実施できる人材の育成、また、医師以外の医療関連人材の育成をこの大学院のコースに組み込み(臨床研究プロ育成プログラム)、平成21年度より正式に「医療科学系」(定員8名)として新たに立ち上げました。本プログラムには23年度までに12人の入学者があり、現在がんの最先端医療を担うリーダーになるため日々精進を積んでいます。

平成24年4月からは第2期がんプロ(正式名:がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン)が、慶應義塾大学が中心となり「高度がん医療開発を先導する専門家の養成」としてスタートすることが決定しました。これまでの9大学に加えて国際医療福祉大学が参加し、「基礎研究とトランスレーショナル研究(TR)の推進」と「がん患者のQOLを向上するための人材育成」を新たなスローガンとして、10大学15研究科が、相補的かつ相乗的に教育を展開することで、高度で質の高いがん医療を担う人材を育成することを今期がんプロの目標としています。




事業推進責任者
慶應義塾大学医学部附属先端医科学研究所(細胞情報研究部門)・教授
河上 裕